四国への就職が選択肢にある理系学生に贈る、機械設計のやりがい|MECHA PLUS
このサイトは四国化⼯機株式会社をスポンサーとして、
Zenken株式会社が運営しています。
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当メディアは、世界80か国※以上で事業を展開し、業界をリードする四国化工機株式会社監修のもと、四国への就職が選択肢にある理系学生に向けて、機械設計エンジニアとしての魅力や、ものづくりの醍醐味を発信するメディアです。
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本メディアを監修している、四国化工機株式会社は、食品機械や包装資材、食品などを手掛ける徳島発の食品機械メーカーです。受注生産型の充填機などを通じ、地域と社会へ貢献を続けています。
機械設計エンジニアの仕事内容と必要なスキルを、
4つの工程に分けて解説していきます。
お客様が求めるコンセプトに基づいて、製品の構造や仕様を決定していきます。サイズ、使う部品の種類、どのような技術を使うかなどを、この段階でまとめます。
構想設計の内容が製品の基盤となるため、この後の設計を左右する重要なステップです。
構想設計では製品の基本構造を決めるため、力学や材料、熱、流体などの工学的知見が必要です。
初期段階から実現可能性を見極めるには、複数分野にわたる知識を統合し、適切な技術を選定するスキルが求められます。
製品開発の起点となるのが、お客様のニーズを的確に把握し、本質的な課題や潜在的な要求を抽出する力です。お客様の声をご要望として捉えるだけではなく、技術的な解決策に結びつける視点が求められます。仕様検討や提案の根拠にもなる、重要なスキルです。
新しい製品の構想には、お客様のニーズを正確に捉え、将来的な市場全体のニーズまで見据えた上で、製品の方向性を定める力が求められます。また、マーケティングやアイデア創出力、要件定義などを総合し、実現可能な形に落とし込む構想力が必要です。
構想設計は既存の枠にとらわれない新たな解決策の創出が求められる工程です。そのため、工学知識を前提に、柔軟かつ独自の視点からアイデアを生み出す力が必要。
多角的に物事を捉える力が、革新性のある設計や課題解決に繋がります。
構想を練り上げていく過程では、チームメンバーやクライアントとのやり取りが頻繁に発生します。
自分の考えを明確に伝え、チームやお客様に納得してもらいながら、物事を前に進めるためには、対話力と調整力を兼ね備えたプレゼンテーションスキルが強く求められます。
構想設計で決めた仕様をもとに、具体的な設計図を書いていきます。CADやCAMなどの図面を作るソフト・解析を行うソフトを用いて、設計図通りの実現が可能かどうか、ソフト上でのシミュレーションを重ねていきます。修正と調整を繰り返し、回路設計、図面の製図も含めて問題がないことを確認するステップです。
基本設計では、構想設計で定めた仕様をもとに、現実的かつ詳細な設計図へと落とし込む力が必要です。お客様のニーズを具体的な寸法、構造、部品設計に反映させるためには、抽象的な要件を的確に解釈し、構造的・技術的に実現可能な形へ変換する必要があります。ご要望を反映するだけでなく、安全性や生産性も踏まえて具現化することが重要です。
基本設計ではCADやCAEなどのソフトを使い、部品の設計や構造の強度、動作シミュレーションなどを行います。こうした操作スキルがなければ、正確で高品質な設計図の作成や、構造の性検証が難しくなります。製品の完成度や開発効率に直結するため、実務レベルでの操作技術が求められます。
さまざまな制約条件や仕様に対応しながら最適解を導く必要があるため、論理的に因果関係を整理し、矛盾や誤差、潜在的な課題を発見する力が必要です。
完成後のトラブルを未然に防ぐためにも、図面上の不備や仕様の食い違いを見逃さず、根拠ある設計判断を行えるかどうかが、設計者としての実力を表します。
詳細設計は、基本設計で完成させた設計図を製造できる状態に落とし込む作業。素材や形状に問題がないか、設計の精度を高めていき、加工や組み立ての仕様をまとめた設計図も作成します。また、製造にかかるコスト等を検討していくことも、詳細設計においての重要な作業です。製造にかかる金額的コストや時間に問題はないかなど、さまざまな観点で問題を洗い出します。
詳細設計では、製品を実現可能な状態に落とし込む必要があり、使用する素材や加工法の知識が不可欠です。材質ごとの特性や加工制約を理解していないと、設計通りに製造できず、コスト増・強度不足などの問題を招きかねません。製造現場を意識した実用的な設計のために、現場と技術を結ぶ知識が求められます。
詳細設計では、寸法精度や加工方法に関する細部の仕様決定を行うため、小さな設計ミスや矛盾が製品の重大な不具合につながるリスクがあります。設計過程に潜む問題を予測・評価し、未然に防ぐ視点と、その解決策を提案・実行できる能力が必要です。安全性・品質・生産性すべてに関わる重要なスキルです。
詳細設計では、各部品が製造誤差内で正確に組み立てられるよう、公差設計が求められます。必要最小限の公差を設定し、コストと機能性のバランスを取る力が必要です。
設計の品質・生産性・経済性を同時に担保するために重要な視点となります。
製品の性能、信頼性、安全性を確認するための試験を行い、製品がさまざまな環境や条件に置かれた際に、どのように劣化し、どの程度その性能を維持できるかを評価します。 評価試験の目的は、製品が設計通りに機能するか、長期間にわたって使用できるかを確認することです。
製品の性能や安全性を確認するためには、目的に基づいた試作や実験計画が重要です。どの変数を制御し、何を評価するかを的確に決めることで、信頼性の高いデータ取得とスムーズな検証が可能になります。時間やコストの最適化にもつながる実践的なスキルです。
評価工程では、製品を様々な条件で試験し、そこで得られたデータを収集・分析して製品の特性や課題を明らかにします。精密な測定と統計的解析を通じて、性能維持や劣化予測などの判断を行うため、データ収集・解析力は信頼性の高い製品づくりに必要なスキルです。
試験中には設計者、製造担当者、品質保証部門など複数部門との連携が生じます。異なる立場の意見を調整し、技術的な話し合いを通じて課題を解決するための柔軟な調整力が必要です。調整力や折衝力があることによって、開発スピードや成果の質を高められます。
評価作業は繰り返しの試験や長時間のデータ観察を伴い、時には不具合の再現に多くの時間を要する場面もあります。根気強く検証を続けることは、信頼性の高い評価結果を得るために不可欠であり、結果の正確性と再現性を担保するための基盤となります。
評価結果を正確に関係者に伝え、改善策の議論や方針決定を進めるためには、論理的かつわかりやすい伝達力が求められます。また、試験の進捗や問題点をチームで共有し、円滑に作業を進めるためにも、部門を越えたコミュニケーションスキルが必要です。
受注生産の機械だからこそ、お客様の食品容器デザインや生産条件に合わせてゼロから創意工夫をし、設計ができます。自分の描いた図面から生まれた部品が数10メートル規模の巨大な機械に組み上がった状態を見ると設計者としてのやりがいを感じられます。試行錯誤の末に、機械が狙い通り動いたときの感動と達成感は格別です。
最初は、先輩社員に聞きながら進めていた作業も、次第に自分ひとりでこなせるようになると、自分の成長を分かりやすく実感できます。また、新しい機種の設計や改良業務に携わることで、自然と機械設計エンジニアとしての知識や技術が身につきます。技術者としての幅の広がりを感じられることが、この仕事の大きなやりがいです。
受注生産の機械を設計する場合、お客様と直接話し合いながら容器や設備の仕様を一緒に創り上げます。
現地テストや調整もお客様と一緒に行い、二人三脚で課題を乗り越えていくため、設計通りに機械が動いた瞬間は、共に努力した分だけ大きな達成感を味わえます。
自分が設計を手掛けた機械が、人々の生活に欠かせない商品を生み出していると思うと、ものづくりの技術者として誇らしい気持ちになれます。
実際に、スーパーやコンビニなどで、自分が設計した機械が生み出した商品を見かけたときは、自分の技術が社会の役に立っていることが実感できる瞬間です。
機械設計エンジニアは、設計の楽しさを味わいながら、技術力を高めていく中で自身の成長を実感できる仕事です。チームメンバーやお客様と協力して製品を形にし、設計した通りに機械が動いた瞬間には、大きな感動とやりがいを得られます。
さらに、自分が設計した機械が人々の暮らしを支えていると実感できることは、エンジニアとしてのモチベーションを一層高めてくれます。
まさに「ものづくり」の魅力を存分に味わえる仕事といえるでしょう。
四国化工機は食品包装機械のトップメーカーとして、徳島県内でも売上高第5位※を誇る安定企業。景気に左右されにくい食品業界に属し、上場企業に匹敵する健全な経営体制も魅力。地域に根ざした経営で転勤も少なく、ライフプランに合わせて腰を据えて働ける環境が整っています。
新入社員は製造現場での研修からスタートし、ものづくりの基本を徹底的に学びます。その後は先輩社員がOJT形式で丁寧に指導。技術的な相談や業務の進め方まで、質問しやすい雰囲気があるため、着実にスキルを磨けます。若手の挑戦を支える社風が根付いています。
機械設計の仕事はチームで動くことが多く、周囲との連携が欠かせません。四国化工機では、職場の風通しが良く、部門間の壁も低いため、相談をしやすい雰囲気が特長です。その働きやすさが定着率の高さにつながっており、新卒社員が、入社から3年以内に離職する割合はわずか5%※と極めて低水準です。
機械設計エンジニアに興味がある皆さん、
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なお、編集チームから
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